インビザラインで大失敗!ワイヤー矯正とインビザラインで迷ったら読んでほしい失敗談

インビザラインで大失敗!ワイヤー矯正とインビザラインで迷ったら読んでほしい失敗談 美容

歯並び気になりますよね。

私は2015年からインビザラインをはじめました。

当時の私は歯並びが気になって、でも矯正は値段が張るので、とっても悩んでました。

2019年になる今、まだ歯並びが完璧になっていません。本日はこれから矯正をどうしようか悩んでいる人に、値段や見るポイントとともに、インビザラインで後悔している私の失敗談をお伝えしようと思います。

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インビザラインと矯正の簡単比較

インビザライン ワイヤー矯正(表・裏・ホワイトワイヤー)
目立ち度 ・きちんとハマっていれば目立たない

・ズレると目立つ

・表:一目で矯正がわかる

・裏:なんとなく目立つ

・ホワイトワイヤー:パッと見ではわからない

通院 ・1〜2ヶ月に1回 ・毎月通う必要がある
通院時の診療時間 ・30〜40分 ・40〜60分
期間 ・開始前にわかると言われるが、ずれ込む ・治療終了までわからない
痛み ・鈍痛 ・調整後に痛む場合がある
装着感 ・ずれなければ良好 ・擦れて口内炎ができることもある
衛生面 ・取り外し可 ・取り外し不可
ブラッシング ・しやすい ・コツが必要
虫歯や歯周病のリスク ・ほとんどないと言われているが、

きちんと歯を磨かないとリスクはある

ブラッシングの仕方によっては高い
しゃべりやすさ 発音障害が若干ある ・表側装置はほとんどなし。

・裏側装置は発音障害あり

矯正の種類とお値段

まず、歯並びを治したいと思って調べたのは種類と金額です。

下記に列挙します。

インビザライン

インビザラインはアメリカ生まれのマウスピース矯正です。

ワイヤーやブラケットを歯に固定させる矯正とは違い、自分で着脱が可能なマウスピース型の矯正装置です。

インビザライン

これがインビザラインです。

厚みが薄く、色味は透明に近い装置なので、至近距離でも目立たず、矯正中であることが気づかれにくいのが大きな特徴です。マウスピース矯正はメーカーによって適した症例が異なりますが、インビザラインは比較的幅広い症例に対応することができるとよく企業のHPでは謳われています。

インビザラインのメリット▼

・治療完了までの歯の動きが見える

・治療期間が正確に予測できる

・一人一人に合わせてマウスピースを設計してもらえる

・痛みが少ない

・取り外して洗浄することができて、お手入れは簡単

インビザラインデメリット▼

・装着時間が長い。(1日17~20時間の装着が必要です)

・虫歯を完了させないと治療ができない。

※ここがポイントで、歯を動かすのに時間はかかるが、

虫歯治療などはインビザラインの最中は行えません。

・終了まで時間がかかる。(2年~2年半程度)

・1日でも装着しないとずれて大変

値段が高い

・金属アレルギーなどがあっても関係なくできる

・話にくい

価格:¥700,000~¥2,000,000

ワイヤー治療(表側)

ワイヤー治療

ワイヤー矯正は数ある矯正法の中でも最も歴史が古く、高い実績のある治療法です。

ワイヤー矯正のメリット

・出っ歯・受け口・かみ合わせなど、ほぼ全ての症例に対応が可能。子供の歯列矯正は、基本的にワイヤー矯正で行われます。

・他の矯正法と比べて費用が安い(70〜90万円ほどでキレイな歯並びが手に入ります)

・短期間で矯正できる

ワイヤーのデメリット▼

・装置が目立つ(治療中は「矯正している」のが周囲から丸分かりになります)

人前にでるお仕事や、人と接する機会が多い方には向いていません。

・治療中は虫歯になりやすい

装置が邪魔して歯磨きがしにくいので、虫歯になりやすくなる。

・金属アレルギーの人はできない。

ここからは所感ですが、インビザラインと比べ専門でちゃんとやっている歯医者さんが少ないので、インビザラインの対応と比べて少し雑に感じられることもあります。

・痛い

価格:70〜90万円

ワイヤー治療(裏側矯正)

ワイヤー治療(裏側)

マルチブラケット装置を舌側(歯の裏側)に装着して、歯をならべる矯正治療です。
外側に装置が見えないのが最大のメリットです。

ワイヤー治療(裏側矯正)のメリット▼

・外側に装置が見えない

・その他はおもて面と同じと考えてください。

ワイヤー治療(裏側矯正)のデメリット▼

・慣れるまでは若干舌足らずな発音になる場合があります。

・下の前歯の裏側は歯石が付きやすいため、歯周病に気を付ける必要がある。

・歯磨きがし辛い。

・その他はおもて面と同じと考えてください。

価格:700,000~1,000,000

ワイヤー(おもて面・ホワイトワイヤー)矯正

ワイヤー(おもて面・ホワイトワイヤー)矯正

白いワイヤーを使うと、矯正装置が目立ちにくく、見えても上品な感じで違和感がなくて自然な感じです。
よく見ないと矯正装置が見えないこともあります。

友達がやっているのですが、ほとんどわかりません。

ワイヤー(おもて面・ホワイトワイヤー)矯正メリット▼

・装置が目立たない。

・その他はワイヤー矯正と同じです。

・裏側と比べて、話し方に支障ができることはありません。

ワイヤー(おもて面・ホワイトワイヤー)矯正デメリット▼

・ワイヤー表面は白い加工を施しているので、強くこすると剥がれる可能性がある。

・その他はワイヤー矯正と同じです。

価格:800,000~1,000,000

経験から語るインビザラインの失敗点

以上が私がインビザラインとワイヤー矯正を調べた時の大枠です。

インターネット上の情報で比較すると、ぱっと見ワイヤー矯正は値段が安いというメリットに比べ衛生面や痛みではインビザラインの方が良く感じました。

そこで、私は値段は張るものの、180万円程度のインビザラインに通院しました。

それではメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

事前に提示されたスケジュールから大幅に遅延。

ホームページによっては、事前に完了時期がわかると言われています。

しかし、予定はやっぱり予定。

私も当初は2年半で終わると言われていました。

実際は未だに終わっていません。

理由は色々あります。

1)毎日19時間つけるのが大変。水以外口に含むと歯ブラシが必要なため、ご飯を食べたら綺麗にブラッシングして装着するを繰り返さないといけないので、毎日の歯ブラシが思った以上に大変です。

それでも、ワイヤーと違って、磨けない場所がないというのは良い点でもあります。

2)インビザラインの店舗が平日早くしまり、日曜日は定休日だったため、予約が取れない。

3)進捗管理を誰もしてくれないので、少し遅れるとどうして良いのかわからなくなる。

これは店舗によると思いますが、私が通った店舗は中でも高いお店だったので、ここでやらないならしてくれるお店は結構少ないと思います。

■「時間がもったいない」面倒なことが多い。

歯にアタッチメントを付けて(なにか特殊なものでかなり強力に歯に直接金属部品などを付けます)そこに輪ゴムを通してインビザラインを固定させます。

毎日、歯を磨くたびに、インビザラインの取り外しの他に、ゴムを4か所つける作業が発生します。

歯磨きに5分、更に装着に10分程度。食事ごとにこの作業が発生するので、時間がもったいないです。

他にも、振動型加速矯正装置(マウスピースのフィット感が高まり、マウスピースの交換時期を早めてトータルの治療期間を短縮する装置)これを毎日15分当てないといけないです。

この時もゴムをとり、この装置を当てるので、相当面倒です。本当に毎日やることが多すぎて嫌になりました。

「痛みが少ない」と言われるが・・痛いです。

インターネットで調べると、痛みが少ないと書いてあります。

確かに、ワイヤーを行なった友達は血が出ると言っていたので、

そこまでではないですが、鈍痛がしてハマりが悪いと歯茎を傷つけて血が出てきますので、それなりの覚悟をしたほうがいいと思います。

「取り外して洗浄することができて、お手入れは簡単」は嘘

これも言い方と捉え方ではあると思いますが、毎日歯とマウスピースを洗う必要があるので、簡単は言い過ぎです。

また、マウスピースだけではなく、ゴムを歯にかけたりする必要があるので、マウスピースをすれば終わりではありません。

このゴムをかける行為を抜かしている説明が多く、以外にこのゴムが面倒だったり滑舌を悪くしています。

今度はデメリットの補足をします。

虫歯を完了させないと治療ができない。

私はワイヤーで虫歯が多くなることを恐れていたので、打ち合わせの際に、そのまま伝えました。

ワイヤーは歯科治療できないけど、インビザラインならできる。と聞いて、安心して通院したら、結局歯がシュミレーションと変わるからできないと言われました。

ここはポイントで、私は完全に騙されたと思いました。

最初の受付でこの質問をして「大丈夫」と言われたら疑ったほうがいいかもしれないです。

結局私はマウスピースをし続けて虫歯のようなものができた時、治療できないので我慢してくださいと言われました。

1日でも装着しないとずれて大変

酔ってそのまま寝ちゃうと大変です。

歯がズレます。そして話しにくくなり、浮いてきてしまいます。

こうなったらもう取り返しがつきません。

検査して歯型を撮り直す必要があります。

他と比べて圧倒的に高い

一番の後悔ポイントです。

なぜ高いかというと、インビザラインが日本の技術ではないからです。

歯型のシュミレーションも歯型の作成も全て海外で行なっています。

なので、輸出入を行なったり、その対応や出張費用などが価格に盛り込まれています。

やめる時に歯につけたアタッチメントを取らないと歯医者で3万円かかる。

インビザラインはアタッチメントをつけるのですが、それを一般的な歯医者でとると3万円かかります。一般的な歯医者は審美歯科ではないので、保険も適用されずお高い値段を追加で払う必要があります。やめるにしてもアタッチメントは必ず外してからやめましょう・・

また、その部分だけ他の歯と色が変わり、余計なホワイトニング費用がかかります。

更に、虫歯のリスクも高まります。

■歯周病リスクは高い。

インビザラインをしていない場合、唾液が菌や汚れを洗い流してくれることで、むし歯や歯周病を予防してくれる(自浄作用)のですが、マウスピースを装着していると唾液の自浄作用が届かないため、菌がどんどん増えていき歯周病を引き起こしやすくなります。

結論

180万かけて未だに治ってない私が今当時に戻るなら、ホワイトワイヤーを選びます。

友達がしていて、目立たないし、強制的に矯正できる所がポイントです。

((虫歯や磨き残しの部分はやっぱり気になりますが・・。))

ホワイトワイヤー

インビザラインもデメリットを多めに伝えてしまいましたが、

自己管理を完璧にできる人であればうまくいく方法だと思います。

ただし、病院の先生のいうことを信じすぎず、しっかり疑問点をまとめて聞いて

自分で決断することが後悔しないコツだと思います。

追記

2019年5月現在

3~4年近くマウスピースで頑張って動かして来た歯は時間をかけて元の位置に戻ってしまいました。

比較的動きの少なかった下の歯はそれほど戻っていないのですが、

ずれの大きい上の歯は日が経つにつれて元の位置に戻って来ています。

少しの戻りは予想していましたが、かけて費用が全く意味を持たなくなったので、とてもショックです。

2019年9月

「せっかく矯正したのに、すっかり元に戻ったねー」と矯正を知ってる人には必ず言われます。

完璧に元に戻っています。

180万円と、あの時の努力が0で、本当に後悔しています・・・

■2021年8月

現在は安くいいインビザが増えています。必ず完治までの日数を複数社で確認してください。

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