ダイエットしていても痩せにくい下半身。
お腹周りなどは食事制限などで痩せることはできるけど、
下半身って何故か全然痩せないですよね?
実はその痩せない原因は足の指にある可能性があります!!
その原因とは「浮き指」かもしれません
「浮き指」とは立っている時や歩いている時に足の指が地面につかず浮いた状態のこと。
正式な医学用語ではなく、あまり注目されていない足の指ですが、
実は体のバランスを保つのにとても重要な部位となっております。
さまざまな調査結果をみると、女性の約8割が「浮き指」か「外反母趾」の状態で、
最近では男女ともに増加傾向にあるとされる。
また、特定の足の指だけでなく、すべての足の指が浮き上がっているケースもあります。
「浮き指」だと何故下半身が太るのか?
本来は指先と指の付け根、かかとの3箇所で体を支えているのですが、
浮き指の人は、指の付け根とかかとの2箇所だけで支えているためです。
そのため、重心がかかとに片寄り、かかとと指の付け根だけの二点歩行になるため
上半身はそのバランスをとろうと前傾姿勢になります。
これが、下半身太りの大きな要因となっているのです。
浮き指は、歩くときに足裏にかかる衝撃が体重のおよそ3倍と言われてます。
そのためスネ周りや太ももに必要以上の力がかかってしまい、
太ももやお尻などの大きな筋肉が発達したり余分な筋肉が発達してしまうのです。
さらに筋肉への負担を和らげたり、疲労しないよう脂肪を蓄えようとして
下半身が太くなってしまう。
それでは、実際に「浮き指」の状態をみていただきましょう!下記の画像を御覧ください。
床に対して足の指が浮いているのが分かりますでしょうか?
この状態こそが浮き指です!
何故、浮き指になってしまうのか、その原因とは足裏にある母指内転筋の力が弱いために
踏ん張りがきかず、重心がかかと寄りになっていることが要因とされています。
他にも、こんな原因がたくさんあります。
- サイズが合わない靴をはいている
- 常に姿勢が悪い
ちなみに簡単に「浮き指」をチェックする方法もありますので
自分の足が浮き指なのかチェックしてみてください。
まず下の写真のように足の親指を持ち上に反るように曲げてください。
もし親指が90℃以上曲がるのでしたら、それは「浮き指」の証拠です!!
ちなみに「浮き指」は百害あって一利なしです!
決して治らないものではなく改善をすれば治りますが、
時間が経つに連れ治すのも困難になります。
それは立ち方・姿勢・歩き方などの習慣は長い間自然とおこなわれているもので
すでに癖になってしまっているからです。
そのため、早い段間で改善し治すことが大事となっています。
今日から治すことができる改善方法をご紹介します!!
【足のマッサージ】
- 椅子に座って、膝の上に片方の足首を乗せます。そして足の裏と手のひらを合わせるようにして、足の指の間に手の指を1本ずつ入れて組み、その状態で10秒間キープします。
- 次に、足の指と手の指を組んだ状態で、足の甲のほうにゆっくりと軽く曲げて、その状態で10秒間キープします。
- 今度は足の裏のほうへゆっくりと軽く曲げて、その状態で10秒間キープします。
- 最後に足の親指と小指を右手と左手でそれぞれつまみ、横にゆっくりと広げて10秒間キープします。
これを毎日3セットおこなってください。
他にも、こんな方法があります。
【膝曲げ立ち】
- 膝をわずかにゆるめて、足の指に力を入れて立ちます。
- 次に重心が前にかかるので、自然と足の指が床につきます。
- このときに猫背にならないよう、背筋を伸ばし立つことを意識して30秒間キープ。
立ち仕事や普段の立ち姿勢に取り入れると、自然に改善ができます。
【足踏み運動】
- 膝を90度まで高く上げ、腕を大きく振りながら足踏みをします。
- 足の指を踏ん張ると、足が上がりやすくなります。
- 背筋が伸びるように意識しながら1セット15回ほど、足踏みをする。
普段の歩行に取り入れて意識的におこなうことを心がけてください。
浮き指の状態にあると、体のバランスを保とうと無意識に上半身を前傾させることで
筋肉や関節に負担がかかり、思いもよらない症状を引き起こすこともあります。
・肩こりや腰痛、頭痛
・膝に違和感・扁平足、外反母趾
・足の指が痛い
・太ももの前側が太くなる
・お尻が垂れてくる
・足にたこや水ぶくれができる
などの不調や症状につながる可能性もあるのです。
理想の下半身と手に入れるには「浮き指」は天敵です!
また「浮き指」は下半身太りの原因だけでなく、様々な悪質な症状のもと
日頃の生活習慣を改め、健康に理想の下半身を手に入れよう。